千葉セクション問題

2019年2月4日の千葉県庁での千葉セクション問題に関する記者会見の概要

千葉セクション問題

 

「国際地質科学連合(IUGS)に報告した千葉セクションの

第四紀更新世前期・中期境界の模式断面と地点(GSSP)

に関する倫理問題の詳細について」



【日時】 2019年2月4日(月) 14:00~15:00
【場所】 千葉県庁記者会見室 千葉県庁本庁舎5階


2017年11月、「地質年代に千葉の名前が付くか」と報じられ、突如注目を浴びた市原市田淵露頭(千葉セクション)。しかし2015年8月の国際現地討論会において、チバニアン申請者によるねつ造・改ざん行為が発覚。


サンプリング開始から650日以上、全資料の採取後から100日以上といった十分な測定・研究時間がありながら、如何なる目的で科学技術上の表現では有り得ない、他の地域の露頭のデータを貼り付けたのか?  (ねつ造行為)


国際現地討論会直前で、申請者はなぜ古地磁気データ表示杭の表示変更を指示したのか?(改ざん行為)


その後、土地利用権者・地権者に無許可で、何者かによるサンプリング(明らかな盗掘行為も発覚)


※記者会見で使用した①②③のスライドを「2019年2月4日に千葉県庁で行った記者会見で「捏造・改ざん・試料盗掘・IUGSへの報告」の解説で使用したスライド資料を公開します。」でご覧になれます。


※本協議会はこの件の詳細を2019年1月GSSPの審査機関であるIUGSに報告。


正しい地質学普及の為に 

・GSSP申請の取り下げを提唱する。

・市原市田淵にイタリア村構想を提唱する。(イタリア村構想については、「2019年2月4日に千葉県庁で行った記者会見で『イタリア村構想』について解説した際に使用したスライド資料を公開します。」でご覧になれます。)


参考資料「SEPM(堆積地質学会)倫理ガイドライン